スピードアップ賞 チーム表彰では巨人、西武が受賞 個人では中日・小笠原、阪神・中野ら

 日本野球機構(NPB)は30日、今季の「ローソンチケット スピードアップ賞」の受賞者を発表。個人表彰では打者部門でセは阪神・中野拓夢内野手、パは楽天・小深田大翔内野手が受賞。投手部門はセが中日・小笠原慎之介投手、パは高橋光成投手が受賞した。

 同賞は試合をスピーディーに進めた選手、チームに贈られる賞。最も相手投手の平均投球間隔(無走者時)が短かった打者、最も平均投球間隔(無走者)が短かった投手に選ばれ、各選手に賞金50万円が贈られる。

 各選手の記録は初受賞の中野は11・5秒、2年ぶり2度目の受賞となった小深田は11・7秒、ともに初受賞の小笠原は11・3秒、高橋は10・6秒だった。

 中野は「打席の中で自分の役割を果たそうと集中して投手と対戦できた結果だと思うので、受賞することができてうれしい。走攻守でスピード感あふれる、スピーディーなプレーを意識して頑張っていきたい」とコメントした。

 また、最も平均試合時間(9回試合のみ)が短かったチームに贈られるチーム表彰ではセが巨人(3時間7分)、パは西武(3時間6分)が受賞し、賞金100万円が贈られた。

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