巨人・戸郷「一番狙っていた賞が取れた」最多奪三振のタイトル獲得に笑顔

 (左から)最優秀中継ぎ投手賞の湯浅、最多三振奪取投手賞の戸郷、最優秀防御率投手賞・勝率第一位投手賞・最多勝利投手賞の青柳(代表撮影)
 セ・リーグ最多三振奪取投手賞に輝いた戸郷(左)は斉藤惇コミッショナーから笑顔でトロフィーを受け取る(代表撮影)
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 「NPB AWARDS 2022 supported by リポビタンD」(25日、都内)

 巨人の戸郷翔征投手(22)が最多奪三振のタイトルに輝いた。

 プロ入り4年目での初タイトル。今季は25試合に登板し、キャリアハイの12勝で154三振を挙げた。三振を取ることにこだわりをみせていただけに「三振を取ることが先発としてバロメーターなんで。狙いながら試合に入っているし、一番狙っていた賞がとれてうれしい」と笑顔を見せた。

 表彰式で横に並んだ阪神・青柳は最多勝などセ・リーグ投手3冠。今季12勝で最多勝にわずかに届かなかった戸郷は「そこに悔いが残っていますので、来年も同じような最多勝争いをして、二人とも受賞できれば一番ですけど、どちらか勝って、僕一人で(賞を)もらいたいと思います」とリベンジを誓った。

 来季から投手主将を任される22歳。「うれしく思うし、責任が強くなりますので、いろいろ大変なことも起こると思うけど、チームの投手を引っ張れるように、目標の選手になれるように頑張りたい」と来季への決意を語った。

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