巨人 新人王の大勢は阪神・湯浅に敬意「来年は2人でタイトル争いができたら」

 「NPB AWARDS 2022 supported by リポビタンD」(25日、都内)

 巨人の守護神・大勢投手(23)が、最優秀新人賞を受賞した。球団では2011年の沢村拓一以来の受賞。阪神・湯浅や中日・高橋宏らを押しのけて、得票数209票(有効投票299)で初タイトルに輝いた。

 開幕戦からクローザーを任され、新人歴代最多タイの37セーブをマーク。「(阪神の)湯浅君だったり有力候補がいたので、その中でも(新人王を)取れたというのがうれしいなと思います」と胸を張った。

 阪神・湯浅との争いを制しての受賞。「湯浅君が最後の方すごいピッチングをやっていたので厳しいかなと正直思っていました」と敬意を示し、「湯浅君も来年は抑えをしたいって言ってたんで、来年からは湯浅君と2人で見ている人がワクワクできるようなタイトル争いができたらなと思っています」と語った。

 剛速球を武器に57試合に登板し、1勝3敗、防御率2・05。ルーキーイヤーの原動力を「一番はやっぱり新人から抑えっていうポジションを任せてもらったので、新人最多セーブ記録っていうものが、それを取れるように頑張ろうって思わせてくれるものでした」と語った。

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