2022.11.20

ロッテ中村奨　４年総額１０億円で更改　ＦＡ宣言せず残留「このチームで優勝」

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　国内ＦＡ権を行使せず残留を表明していたロッテ・中村奨吾内野手（３０）が１９日、千葉市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、４年契約で総額１０億円とみられる契約で更改した。

　権利行使に心は揺れ動いていた。だが、球団の強い残留要請を受け、来季もロッテでプレーすることを決めた。「２、３度お話の場を設けてもらい、松本（球団）本部長から『このチームで奨吾と一緒に優勝したい』と熱くおっしゃってくださったのが心に一番響いた。このチームで優勝したいという思いが一層、強くなった」と経緯を明かした。

　昨年まで４年連続全試合出場も、今季は４月にコロナに感染。「全試合に出て、ほかの選手にセカンドを守らせない思いでやっていきたい」と意気込んだ。