DeNA三浦監督 京田は「競争してもらう」 走攻守で実力認めるも特別扱いなし

 「DeNA秋季キャンプ」(19日、横須賀)

 DeNA・三浦大輔監督(48)が19日、中日からトレードで加入する京田陽太内野手(28)について「心機一転、横浜に来て持ち前の機動力と打撃を存分に発揮して、チームの戦力になってもらいたい」と期待を寄せた。

 DeNAの遊撃は今季、ベテランの大和を軸に高卒3年目の森、柴田らが担った。28歳で働き盛りの京田の加入は、チームの活性化にうってつけだ。三浦監督も「足も守備も、打撃も(魅力)」と実力は認めている。

 だが、簡単にポジションは与えない。「(ポジションを)空けて待っている訳ではなく、他の選手たちと競争してもらう」と指揮官。中日在籍6年間で、通算647安打を積み上げた実績は関係ない。一から、レギュラー争いに加わらせる方針だ。

 不振に終わった今季。それは番長も敵ながら見てきた。「競争して生き残っていかないといけない」。食うか、食われるか。三浦監督が、京田の新たなプロ野球人生の道しるべとなっていく。

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