ロッテ・池田来翔 現状維持でサイン「奨吾さんに勝ちたい」2年目、正二塁手取り意欲
ロッテの池田来翔内野手が15日、千葉市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の1200万円でサインした。(金額は推定)。
開幕前は正三塁手争いを繰り広げ、安田のライバルと目されたが、今季は11試合に出場にとどまった。「1軍の試合に出ると自分の持ってる力が発揮できなかったりもした。力が足りなかったということも実感した1年だった」と振り返った。
2年目の来季は二塁のポジション取りも狙いたい思いを明かした。正二塁手の中村奨がFA権を行使せず、残留。今季はシーズン直後は三塁をメーンに守っていたが、ファームでは主に二塁を守ったこともあり「僕の中では、奨吾さんに勝ちたいというか、抜きたいという気持ちもあるので、どっちでもいける準備をしたい」と決意。社会人野球の選手だった父親が都市対抗野球の試合で右翼を守り、右翼へ本塁打を放ったことで来翔「ライト」と名付けられたが、正二塁手取りへ強い意欲を明かした。