駒大が1部残留決定 DeNAドラ3・林琢真が2安打でけん引「ほっとしている」
「東都大学野球・1、2部入れ替え戦、駒大8-1専大」(11日、神宮球場)
1部6位の駒大が2部1位の専大を下し、1部残留を決めた。
駒大は初回、DeNAからドラフト3位指名を受けた1番・林琢真内野手(4年・東邦)が中前打で出塁すると、すぐさま盗塁を仕掛け成功。無死二塁と好機を演出した。後続が続き、3点を先制。二回には1死一塁で3番・大森廉也外野手(3年・市船橋)が右越え2ランを放ち点差を広げた。
投げては先発・松村青(じょう)投手(2年・向上)が5回1/3を4安打1失点と好投。2番手の東田健臣投手(2年・西脇工)も3回2/3を3安打無失点と奮闘した。
5打数2安打でチームをけん引した林は「一人一人がなんとしても勝つという気持ちでこの1週間取り組んできた。一人一人が目の前の投手と勝負した結果がこういう結果になった。来年も(チームが)1部でできるのでほっとしている」と1部残留に安堵(あんど)の表情。今後はプロの世界に飛び込むが、「一人でここまで来られた訳じゃないので、支えてくれた方々に恩返しができるプレーをこれからもしていきたい」と力を込めた。