ロッテ・佐々木朗希“侍仕様”MLB球で万全 フリー打撃に登板で151キロ
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ロッテ・佐々木朗希投手(20)が1日、ZOZOマリンスタジアムで行われている秋季練習でフリー打撃に登板した。侍ジャパンに選出されている右腕は強化試合に向けて調整。最速151キロで33球を投げ安打性2本、4奪三振。先発が内定している10日・豪州戦(札幌ド)へ、弾みをつけた。
トップチームデビューへ向けて寒さを吹き飛ばす快投を見せた。8球目から直球で高部、山口と2球連続で空振りを奪った。26球目は鋭い変化球を内角に投げ、山口のバットを折った。シーズンさながらの快速球を投げ「久しぶりだったので感覚を確かめながら投げた。登板までしっかりと調整していきたい」。もう一度、ブルペン入りして本番に備えるプランを立てている。
投球を見守った侍投手コーチを務める吉井監督は「順調。機嫌よく投げていた」と高評価。初めて使用するWBC球についても「うまく投げていた。十分」と順応性の高さに感心していた。