ロッテ・中森1回0封 吉井監督が絶賛「無敵のピッチャーになって」

 選手の青空ミーティングを視察した吉井監督
 フェニックス・リーグに初登板し最速150キロをマークした中森
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 「フェニックス・リーグ、ロッテ8-4オリックス」(30日、SOKKENスタジアム)

 ロッテの中森俊介投手(20)が30日、フェニックス・リーグ、オリックス戦(SOKKEN)で六回から登板。最速150キロをマークするなど1回を1安打無失点。吉井監督は「ゴロと三振をたくさん取れる無敵のピッチャーになってほしい」と大物感を明かした。

 2年前の夏の甲子園で4強入りを果たした右腕が快速球で応えた。この日は直球とカーブのみで抑え「少ない球数で抑えることができてよかった。来年は1軍に呼んでもらってチームの勝利に貢献し全力で投げたい」と3年目の飛躍を誓う。

 今季ファームでは3月にローテ入りしたが、4月に右肩を痛め、8月下旬以降に実戦復帰が遅れていた。初めて投球を見た吉井監督は「ほんと1軍で通用するボールを投げている」と頼もしそうに見つめた。

 ◆中森 俊介(なかもり・しゅんすけ)2002年5月29日生まれ、20歳。兵庫県出身。182センチ、90キロ。右投げ左打ち。投手。明石商から20年度ドラフト2位でロッテ入団。1軍登板なし。22年はイースタンで6試合1勝、防御率0・90。

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