ロッテ「4番・藤原」構想アリ 吉井監督「男前、球場に女性が来てほしい」
ロッテの吉井理人新監督(57)が24日、来季の4番は俊足打者を理想とし、藤原恭大外野手(22)が候補に挙がっていることを明かした。
「4番=長距離砲」という固定概念にはこだわらない。「4番が先頭で出塁して、その後なんぼヒットを打ってもホームに返ってこられないのではね。昭和に言われた4番がドカーンみたいなのが本当に正しいのか考えたい」。いかに効率よく得点をするかにこだわり打順を組むプランを考えている。
打力と俊足を兼ね添えた野手が理想となれば、藤原は打力が上がれば候補に挙がる。「可能性はあるんじゃない。ここ(ZOZOマリンスタジアム)はライナーでも入る。足もあるし、単打もフォアボールも選べるんだったらあり」。今季は49試合にとどまったが、大阪桐蔭では俊足強打の4番として全国制覇に貢献。「男前やし、球場に女性が来てほしいしね」と吉井監督。足と肩は折り紙付きなだけに「レギュラー定着の課題はバッティング」と5年目の来季の飛躍を強く願った。