ヤクルト・内山壮が起死回生弾!土壇場で同点3ラン 神宮大興奮 代打でシリーズ初打席初本塁打の快挙

 9回、左越えに同点3ランを放ち、こぶしを握る内山壮(撮影・佐々木彰尚)
 9回、同点3ランを放つ内山(撮影・高石航平)
 9回を投げ終えてベンチで肩を落とす阿部(撮影・堀内翔)
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 「日本シリーズ・第2戦、ヤクルト-オリックス」(23日、神宮球場)

 ヤクルトが土壇場の九回に内山壮の3ランで試合を振り出しに戻した。代打での日本シリーズ初打席初本塁打は21年のオリックス・モヤ以来、史上5人目の快挙となった。

 先頭の宮本が右中間二塁打で出塁すると、続く塩見は四球を選んだ。ここで代打・内山壮が左翼へ同点3ランをたたき込み、神宮球場は興奮のるつぼと化した。

 起死回生の一撃に「自分の仕事は山田さんと村上さんにいい形でつなぐことだったので、簡単に追い込まれてしまいましたが、食らいついて打ちました。いい角度で上がってくれました」と喜んだ。

 この試合、ヤクルトは3点を追う八回2死満塁でも長岡が三振に倒れるなど、再三の好機でオリックス投手陣の前に得点を奪えずにいたが、プロ2年目20歳の内山壮が場内の雰囲気を一気に変えた。

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