ロッテ・ヨシイズム全開 佐藤都が中学以来の三塁守備 期待に応えた2戦連発!
「フェニックス・リーグ、ロッテ4-5日本独立リーグ野球機構選抜」(12日、ひむかひなたスタジアム)
ロッテの吉井理人新監督(57)が12日、フェニックス・リーグの日本独立リーグ選抜戦でベンチ入りし、打撃のいい捕手の佐藤都を中学1年以来の三塁守備に就かせる大胆采配をみせた。
“ヨシイズム”が全開だ。六回、一塁で先発出場していた佐藤都が三塁に就くと、スタンドがどよめいた。三塁はプロどころか高校、大学と経験なし。吉井新監督は「そんなのはどうでもいいんです。三塁は目立ちたがり屋が向いているし、固定概念にとらわれずにやっていきたい」とチャレンジさせた。
グラブは練習中の遊び用に作っていたものを使用。打撃では四回に2戦連発となる右越え2ランを放った。佐藤都は「サードはホットコーナーと言われる目立つ場所。いろいろ守れることでチャンスは広がる」と期待に応えるつもりだ。