最下位の中日が血の入れ替え 大量10選手を戦力外 平田、大嶺、山下“ドラ1”3選手も

 中日は4日、平田良介外野手ら10選手に来季の契約を結ばないことを通知したと発表した。

 通達された選手は以下の通り。

平田良介選手、大嶺裕太投手、山下斐紹選手、佐藤優投手、渡辺勝選手、濱田達郎投手、マルク(石田健人マルク)投手、ジョアン・タバーレス投手、ルーク・ワカマツ選手、滝野要選手

 平田は大阪桐蔭から05年ドラフト1位で中日入り。右の強打者として11年から6年連続で2桁本塁打。18年には138試合の出場で打率・329の成績を残した。だが、19年から成績が下降。昨年夏場に「異心狭心症」を発症し、21試合の出場にとどまった。復活を期した今季は主に右の代打として51試合の出場で打率・200、1本塁打、10打点と結果を残せなかった。

 大嶺は06年高校生ドラフト1巡目でロッテ入り。通算129試合に登板して29勝を挙げたが、21年オフにロッテを戦力外。中日に育成選手として加入していた。

 山下は10年ドラフト1位でソフトバンクに入団。17年に楽天へトレードとなり、20年に戦力外通告。育成選手として中日入りし、今季は20試合に出場して1本塁打を放っていた。

 佐藤優は15年ドラフト2位で中日入りし、通算98試合に登板。今季は4登板にとどまっていた。

 今季は立浪監督が率いて1年目だったが、リーグ最下位に沈んだ中日。巻き返しへ、“血の入れ替え”を行った格好だ。

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