ヤクルトが逆転勝ち 代打オスナが一撃19号3ラン 木沢中継ぎで9勝目

7回、逆転となる3ランを放つオスナ(撮影・北村雅宏)
7回、逆転となる3ランを放ったオスナ(左)を迎える村上(撮影・北村雅宏)
7回、オスナ(左)に逆転3ランを浴びるターリー(撮影・立川洋一郎)
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 「広島4-5ヤクルト」(29日、マツダスタジアム)

 連覇を果たしたヤクルトが、優勝後初めての勝利。2点を七回にオスナが19号3ランを放ち、逆転に成功した。

 先発・石川が4回7安打4失点と踏ん張れなかったが、五回に塩見の三ゴロの間にまずは1点を返した。さらに六回には途中出場のキブレハンが左前適時打を放った。

 2点に詰め寄った七回に、試合は一気に動いた。1死から、村上が18打席ぶりの安打で出塁。内山壮は四球を見極めると、2死となって、高津監督は代打・オスナを送った。すると、138キロのチェンジアップを強振。「完璧に打つことができた」と19号3ランで、試合をひっくり返した。

 六、七回は、3番手・木沢が走者を出しながらも、粘りの投球で流れを引き寄せた。これで木沢は中継ぎながら、チームトップタイの9勝目。サイスニードと並び、チーム勝ち頭として頭角を現している。

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