球場騒然 中日選手交代でまた通達漏れの珍事 敵将指摘で球審が立浪監督に確認後〝左翼交代〟

 9回、選手交代を告げる立浪監督(撮影・開出牧)
 9回、塩見が遊ゴロに倒れた後、高津監督の指摘によりもう一度選手交代を告げる立浪監督(撮影・高石航平)
 9回、球審(右)に中日の選手交代の〝通達漏れ〟を指摘する高津監督(撮影・開出牧)
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 「ヤクルト0-3中日」(22日、神宮球場)

 九回にスタンドがざわつく〝ハプニング〟があった。

 ヤクルトの攻撃で塩見が打ち取られて1死となった直後、ヤクルト・高津監督が柳田球審に何かを指摘。柳田球審は三塁ベンチの中日・立浪監督に確認後、左翼が大島から加藤翔に代わったことがアナウンスされた。すでに塩見の打席で加藤翔は左翼を守っていた。

 九回、イニング間にはR・マルティネスが投手、石垣が二塁、高橋周が二塁から三塁への変更はアナウンスがあった。加藤翔については立浪監督が伝達していなかったのか、球審の聞き逃しか、アナウンスはされず。いずれにしても〝通達漏れ〟だったことは明らかで、スコアボードの表示も大島のままだった。

 17日の中日-ヤクルト戦(バンテリン)では、中日・立浪監督が選手交代の通告を怠り、NPBが20日に立浪監督を厳重注意の処分に科したばかり。これを知る中日ファンを中心に騒然となった。

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