清原氏次男・勝児、父とは違う! 小技キラリのスクイズ! 慶応が東海大相模撃破

 「秋季高校野球神奈川大会・準々決勝、慶応7-4東海大相模」(17日、サーティーフォー保土ケ谷球場)

 神奈川大会で準々決勝が行われ、慶応が東海大相模を破り、4強入りを果たした。西武、巨人などで活躍した清原和博氏の次男・勝児内野手(1年)が「8番・三塁」で先発。長打力を売りにしていた父とは違い、スクイズなど小技を決めて勝利に貢献した。

 つなぐ野球で魅せた。清原氏の次男・勝児は「チームのために何でもするという思いで打席に立った」。六回1死二、三塁。高めの直球でスクイズを決め、白い歯をキラリ。因縁の相手を倒すキーマンとなった。

 自分のスタイルで勝利に貢献した。父・和博氏はプロ通算525本塁打を記録したスラッガー。自身もパンチ力も秘めているが、この試合は磨きをかけた小技を駆使し、得点につなげた。

 特訓の成果を発揮した。「チーム全体で意識高く(練習)しています」と犠打の練習に時間を割いてきた。2点リードの四回無死二塁では送りバントを決めて、リードを拡大につなげた。

 六回にスクイズを決めた際には右足をつったが、なんのその。七回2死二塁での最終打席では左前打を放ち、「気合で打ちました」と笑顔を浮かべた。

 慶応は今夏の神奈川大会準々決勝で東海大相模に0-9で敗れていた。新チームでは「リベンジよりチャレンジ」と掲げ練習に励み、雪辱を果たした。勝児は「チーム一丸となってできた。できることをやって、チャレンジャーとして戦いたい」。勝てば関東大会出場が決まる準決勝・日大藤沢戦に向け、さらにエンジンを加速させる。

 ◆清原勝児(きよはら・かつじ)2005年5月1日生まれ。東京都港区出身。173センチ、89キロ。右投げ右打ち。内野手。幼稚園年長からオール麻布で野球を始め、慶応中では世田谷西シニアでプレー。慶応では1年秋からベンチ入り。高校通算7本塁打。50メートル走6秒5。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス