DeNA・宮崎敏郎 史上315人目の1000安打達成

 1回、通算1000安打目となる適時打を放つ宮崎(撮影・高石航平)
 1回、通算1000安打目となる適時打を放ち記念ボードを掲げる宮崎(撮影・高石航平)
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 「DeNA-広島」(17日、横浜スタジアム)

 DeNA・宮崎敏郎内野手(33)が、NPB史上315人目の1000安打を達成した。

 1点を先制した直後の初回1死二、三塁。ふらふらっと上がった打球は、右翼手・野間がスライディングで捕りにいった。しかし、グラブからボールはこぼれ、三走・佐野は生還。スコアボードに「H」のランプがともり、節目の安打を適時打で記録し、打点も通算400打点となった。塁上ではボードを掲げ、スタンドから大きな拍手が送られた。

 9月は試合前時点で打率・157(51打数8安打)、2本塁打、4打点と調子を落としていた。それでも三浦監督は「自分のルーティンを持って、変えずに試合に臨んでくれている」と信頼は絶大。そして「まずはホームで達成できればいいと思いますし、今日達成してもらえればいい。ファンの前で達成してもらえればいいですね」と話していた。

 宮崎は厳木高、日本文理大、セガサミーを経て、12年ドラフト6位でDeNAに入団。最初の3年は1、2軍を行ったり来たりも、16年は1軍に定着し、17年には打率・323で首位打者を獲得。17、18年にはベストナインも獲得した。

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