ソフトバンク6連勝でM9 森がアクシデントのチーム救った プロ461戦目で初先発3回1失点
「楽天2-6ソフトバンク」(16日、楽天生命パーク宮城)
リリーフが本職のソフトバンク・森唯斗投手が、全く違う職場で力を尽くした。プロ461試合目での初先発で、3回1失点。「初先発で自分らしい良い投球ができたと思います。楽しむことができました」。連日のアクシデントに見舞われたチームを救った。
前日には輸送トラブルで荷物が遅延し、打撃練習が取りやめになるハプニング。この試合では開始2時間前、予告先発の奥村が右肘の負傷で急きょ登板回避に。森が緊急先発となったが、初回を9球で三者凡退に封じる立ち上がり。三回2死まで1人の走者も許さず、失点は太田に浴びたソロ弾だけ。期待に応えた。
藤本監督は「良く投げてくれた。(先発転向も見据え)1イニング、1イニングと増やしていけたら」と評価。打っては柳田が初回の先制3ランで、3年連続の20本塁打に到達するなど、投打がかみ合った勝利。今季3度目の6連勝で70勝となり、マジックも「9」となった。17日からは2位・オリックスとの3連戦。一気にVへと突き進む。





