ロッテ・佐々木朗が5回58球で降板 場内どよめき 先頭被弾も9勝目権利「最低限」

 力投する佐々木朗(撮影・開出牧)
 4回、上川畑の一塁線のゴロをファンブルする佐々木朗(撮影・開出牧)
 5回、清宮の痛烈な打球を好捕し投ゴロに打ち取る佐々木朗(撮影・開出牧)
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 「ロッテ-日本ハム」(14日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテ・佐々木朗希投手(20)がわずか58球、5回4安打1失点6奪三振で降板した。最速は159キロ。交代がアナウンスされると、球場内はどよめきに包まれた。

 初回は波乱の幕開けとなった。木村にプロ初被弾となる先頭打者本塁打をバックスクリーン左へ運ばれ先制点を許した。直後1死一、二塁のピンチをしのぐと、二回以降は立ち直った。フォークを制球よく決め五回まで毎回三振を奪う力投。先頭打者弾の失点のみに抑えた。

 「先制点は取られてしまいましたが、その後なんとか抑えることができて最低限の仕事はできたかなと思います。あとはチームの勝利を信じて腹から声出します」

 チームは5回裏に中村奨の左犠飛で同点。さらに井上の左前適時打で逆転に成功。佐々木朗は今季9勝目の権利を手にしている。

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