ヤクルト・村上宗隆 8月も月間MVP輝く 3カ月連続受賞中「もちろん優勝したい」

 8月度の「大樹生命月間MVP賞」が7日、発表され、セ・リーグの打者部門にはヤクルトの村上宗隆内野手(22)が選出された。6月、7月度に続き、3カ月連続での選出。球団では2007年・ラミレス、2015年・山田に次ぐ3人目となった。

 村上は8月、23試合に出場し、打率・440を記録。12本塁打、25打点と主砲としてチームの勝利に貢献し続けてきた。

 村上は「素直にうれしかったですし、8月もしっかりとした成績が残せたのでよかった」とまずは喜びを言葉にした。

 上旬は7連敗を喫するなど、チームとしても我慢の時間が続き、26日からはゲーム差「4」に迫られた状態で、2位・DeNAとの直接対決を迎えた。村上はこの3連戦を「すごく印象に残っている」とし、4本塁打&9打点と3連勝に大きく貢献。「何とか差を広げたいなと思いましたし、あそこで3連敗していたら、1ゲーム差っていうことも考えていた」と、胸の内を明かした。

 7月31日から、月をまたいで8月2日には、プロ野球記録5打席連続本塁打を達成。26日のDeNA戦では、22歳6カ月で清原超えとなる史上最年少150号を記録するなど、球史に名を刻み続けた1カ月になった。

 村上は「最終的に勝ち越しで終われたんで、すごくよかった。たくさん負けたりもしたけど、優勝するために必要なことだと思って取り組んでいましたし、すべての試合がよくも悪くもいい試合だった」と激動の1カ月を振り返り、改めて「もちろん優勝したい」と誓った。

 またプロ野球で3カ月連続での受賞は、昨年のオリックス・山本の4カ月連続以来。最長は楽天・田中将が2013年に5~9月まで5カ月連続受賞している。

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