ヤクルトが死闘制す 村上がノムさんに並び、捧げる52号 塩見が11回にV打

 11回、塩見に勝ち越し2点タイムリーを浴びる浜地(撮影・飯室逸平)
 10回、長岡の内野安打で二走・丸山和が勝ち越しの生還(撮影・山口登)
 8回、丸山和は島田の打球を好捕する(撮影・山口登)
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 「阪神6-8ヤクルト」(6日、甲子園球場)

 首位ヤクルトは延長十一回の激闘を制し、連敗を2で止めた。十一回に1死満塁の好機で、塩見が2点適時打を放ち、勝ち越した。

 試合はシーソーゲームとなり、1-3の五回に山崎の同点2点適時三塁打、中村の犠飛で逆転。六回には村上の2戦連続、日本歴代6位タイとなる52号ソロで追加点を奪い、試合のペースを握った。

 野村克也氏(1963年、南海)に並ぶ52号ソロを放った後にみせた村上は、ホームイン後、天を見上げて合掌。球団によると、野村さんへむけたものだったという。指揮官としてヤクルトの黄金時代を築いたノムさんに捧げる一発となった。

 その後、1点差に迫られると、七回に阪神・マルテのラッキーな適時打で同点に追いつかれ、試合は再び振り出しに。延長十回に2死一、二塁のチャンスを作ると、8番・長岡がしぶとくセンターへと適時打を放ち、勝ち越しに成功したが、直後に守護神マクガフが代打原口に同点適時打を浴びた。

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