オリックス・水本監督代行 代役先発の山崎颯に「本当によくやってくれた」
「オリックス4-10西武」(28日、京セラドーム大阪)
オリックスは西武に敗れ、今季4度目の自力V消滅となった。
先発予定だった椋木が右足首の捻挫で先発回避。代役先発となった山崎颯は2軍で中継ぎ調整ながら、3回1安打無失点、5奪三振と好投した。
水本監督代行は「本当によく頑張ってくれたと思います。急遽の先発で、先発の調整もしてなかったのに、球数もそんなに投げてなかったんで。こっち側(首脳陣)で管理して、その管理の中でしっかりやってくれたというのは、すごく良かったと思います」とたたえた。
3回44球で降板となったが、故障明けの右腕の状態を考えてのこと。「先発の調整をしてないので、怪我上がりですし、。見とったら行きたいと思うのは、当たり前なんですけど。でも、しっかり管理しないと。まだ若くて、急遽の先発になってしまったんで。投げさせたいのはありますけども、そこはしっかり(管理して)。本当によくやってくれたと思います」と話した。
ただ、2番手以降の中継ぎ陣が踏ん張れず。水本監督代行は「山崎福也の方がね。自分の投球ができたか、できてないかというか。そこの部分でしっかりできたら、また締まったゲームになっただろうし」と指摘した。
これで、西武にはカード負け越しで2・5ゲーム差に広がった。「シーズンを通して残り試合が少ないので。何とかね、この位置にいるんで。そこを選手と僕たちが受け止めて、何とか縮めていく、そこで粘っていくという気持ちを絶対に忘れないでほしい。監督も帰ってきますから、もう一度エンジンがかかるような体制をとりたいというか。そこの部分をしっかりキープしたいですよね」と次戦を見据えた。