楽天“ブラックフライデー”終わらず金曜15連敗 石井監督は佐々木朗に脱帽「よかったですね」

 2回、井上に四球を与えた岸(撮影・高石航平)
 2回、ユニホームを血に染めながら佐藤都を三振に仕留めベンチに戻る岸(撮影・開出牧)
 右太ももに血の跡をつけながらも7回1失点の好投を見せた岸(撮影・高石航平)
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 「ロッテ2-0楽天」(26日、ZOZOマリンスタジアム)

 ブラックフライデーは8月も止まらなかった。楽天はロッテ・佐々木朗を攻略できず、今季15度目の零敗。金曜日は15連敗となった。

 試合後、石井一久監督は「よかったですね」と佐々木朗に脱帽。ただ「そう簡単に打てる投手ではないので、こういうゲームをしていくことが大事」とロースコアに持ち込んだ投手の粘りを評価した。

 チャンスで一本が出なかった。三回、2死一、二塁とこの試合初めて得点圏に走者を進めたが、小深田大翔内野手が三振に倒れる。四回にも好機を迎えたが、この日昇格し即スタメンだった小郷裕哉外野手が凡退。中盤の得点機を逸すると、令和の怪物はリズムを上げ7回までゼロを並べられた。

 結局八回以降も相手リリーフを攻略できず、最後までホームが遠かった。

 先発の岸孝之投手は、指から出血もあり、ユニホームの右太もも部分が血を拭った汚れで赤く染まった中、6回1失点と好投をみせたが、援護がなかった。

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