ヤクルト・村上宗隆 敵地騒然の2打席連発 最年少150号直後にマルチ本塁打のプロ野球記録
「DeNA3-6ヤクルト」(26日、横浜スタジアム)
ヤクルトの村上がもう、止まらない。史上最年少150号を達成した直後、七回の打席では47号ソロ。通算151号をすぐさま放ち、今季11度目のマルチ本塁打はプロ野球記録となった。
六回に無死一、二塁から先制の46号3ランを放つと、これが90年・清原和博氏(西武)の22歳11カ月を抜く、史上最年少150号となった。またしてもプロ野球の最年少記録を打ち立てると、これだけで終わらないのが今の村上だった。
3点を返された直後、七回に今度は2死走者なしで打席へ。その3球目だ。前の打席で放ったライナー弾とは異なる、今度は大きな放物線を描いての47号ソロを放った。これで今季11度目の1試合マルチ本塁打。プロ野球記録は85年・バース、同年・落合博満、13年・バレンティンで、ここでもプロ野球記録に名を連ねた。
村上は「取られた直後だったので、簡単には終わりたくないという気持ちでした。思い切って打ちにいけましたし、しっかりと押し込めました」と振り返った。