大阪桐蔭・松尾 無安打にも不安なし「球の見え方がだいぶいい」

 2回、中犠飛を放つ大阪桐蔭・松尾(撮影・吉澤敬太)
 1回、丸山の安打で激走する大阪桐蔭・松尾(撮影・高部洋祐)
 2回、犠飛を放ち、笑顔でベンチに戻る大阪桐蔭・松尾(撮影・高部洋祐)
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 「全国高校野球選手権・3回戦、大阪桐蔭4-0二松学舎大付」(16日、甲子園球場)

 春夏連覇へ大阪桐蔭がまた一歩駒を進めた。今秋ドラフト候補の松尾汐恩捕手(3年)は、犠飛で1打点を挙げたが、2打数無安打に終わった。甲子園では昨春のセンバツ1回戦(対鳴門)以来、6試合ぶりとなる“音なし”にも、松尾は「状態は悪くない。次につながる打撃はできた」と振り返った。

 この日つかんだ手応えには根拠がある。2四球に見逃し三振もあったが、「前回より球の見え方がだいぶよくて、自信を持って(試合に)入れた」と松尾。「悪い時にはボールを追いかけて自分の距離がとれない。今日はボールをよく見ることができた」と説明し、凡打も「当たり的に悪くなく、いい打撃ができたと思う」と話した。

 松尾は、14日の2回戦(対聖望学園)で2打席連続本塁打を含む、5打数4安打5打点と爆発。同校としても、甲子園での同校史上最多の25安打で夏最多となる19得点の猛攻を見せていた。

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