夏の甲子園 8日目の見どころ 九州学院は燕・村上の弟に注目 智弁和歌山も初戦

 第104回全国高校野球選手権は13日、大会第8日を迎える。第1試合、第2試合では開幕前に新型コロナウイルスの集団感染と判断された4校が登場。第3試合では前回王者の智弁和歌山(和歌山)が初戦を戦う。各試合の見どころを紹介する。

 【第1試合】有田工(佐賀)-浜田(島根)

 春夏連続出場の有田工はエースで1番打者の塚本侑弥投手(3年)が軸。打たせて取る投球でチームにリズムを引き寄せる。18年ぶりの出場となった浜田は主将の岡海善外野手(3年)が打線の中心。島根大会ではチームで計19盗塁を決めるなど、足も使ってかき回す。

 【第2試合】九州学院(熊本)-帝京五(愛媛)

 九州学院はヤクルト・村上宗隆の弟・慶太内野手(3年)に注目。熊本大会では4番に座り、決勝で先制打を放つなど存在感を示した。帝京五は夏の甲子園初出場。過去に2度出場しているセンバツはいずれも初戦敗退しており、甲子園初勝利に期待がかかる。

 【第3試合】智弁和歌山-国学院栃木(栃木)

 前回王者の智弁和歌山は塩路柊季投手(3年)、武元一輝投手(3年)の両右腕が中心。打線も強打者がそろっている。連覇に向けて初戦で勢いをつけられるか。開幕試合となった一回戦で夏初白星を挙げた国学院栃木は2年生エース・盛永智也投手が最速140キロ声の直球と多彩な変化球を武器に打者を打ち取り、チームに流れを呼び込む。

 【第4試合】敦賀気比(福井)-市船橋(千葉)

 敦賀気比は初戦で高岡商に16安打13得点と快勝。エースで4番の上加世田頼希投手(3年)が投打で軸となる。市船橋は初戦をサヨナラ勝ちした勢いに乗る。双子で、好救援したエースの森本哲星投手と中堅の哲太外野手(ともに3年)の森本ツインズがチームをけん引する。

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