明豊が一関学院との「粘り合い」制し5年ぶり3回戦へ シーソーゲームも九回に勝ち越す

 一関学院に競り勝ち、駆け出す明豊ナイン(撮影・北村雅宏)
 9回、勝ち越しとなる適時打を放つ明豊・牧野(撮影・北村雅宏)
9回、最後を締めた明豊・森山は雄たけびを上げる=甲子園(撮影・北村雅宏)
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 「全国高校野球選手権・2回戦、明豊7-5一関学院」(12日、甲子園球場)

 明豊が激戦を制し、5年ぶりの3回戦進出を決めた。

 九回に2本のヒットなどで1死満塁のチャンスを作ると、6番牧野の勝ち越し適時打、7番鈴木のこの日3打点目となる犠飛で2点を奪い、試合を決めた。明豊の川崎監督は「しんどかったですし、ゲームの前から粘り合いになると話していた。よく生徒が粘ってくれた」と、選手たちを称えた。

 序盤から両チームが点を取り合い、シーソーゲームとなった。

 先制したのは一関学院。一回2死から安打で出塁した小杉が盗塁し、後藤の左前打で生還した。二回には千田の中前打などで2点を加えると、1点差の五回には小野が右犠飛を放った。

 明豊は3点を追う四回に反撃。四球と失策で無死一、三塁と好機をつかむと鈴木の内野ゴロで1点。さらに1年生の1番・高木が2番手の寺尾から右前適時打を放った。

 その後、明豊は6回に鈴木のソロで1点差とし、七回に嶽下の適時打などで2点を挙げ、この試合初めてリードを奪ったが、一関学院も七回に後藤のこの日2本目の適時打で同点に追いついていた。

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