一関学院のサブマリン・小野が好投で流れを作った 相手打線翻弄 4回途中2安打2失点

 力投する一関学院・小野涼(撮影・北村雅宏)
 3回、明豊・竹下を遊ゴロ併殺打に打ち取り、原田(6)を迎える一関学院・小野涼(撮影・北村雅宏)
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 「全国高校野球選手権・2回戦、明豊-一関学院」(12日、甲子園球場)

 一関学院のサブマリン右腕・小野涼介投手(2年)が強力・明豊打線を相手に3回2/3を投げて2安打2失点(自責点0)と好投を見せながらも途中降板となった。

 球速は110キロ台ながらもの下手投げから浮き上がる直球にキレのあるスライダーを交えて相手打線を翻弄(ほんろう)。走者を瀬野ながらも要所を締めて三回まで無失点に抑えた。

 3点リードの四回には四球と味方の失策で無死一、三塁のピンチを背負うと、一ゴロの間に1点を返された。続く打者は左飛に抑えて2死。ここで2番手・寺尾皇汰投手(2年)と交代となった。

 2死一塁でマウンドを託された寺尾は四球と安打を許して1失点。後続は抑えて最少失点に防いだ。

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