仙台育英 140キロ超クインテットが完封リレー 須江監督「全員が万全の準備」

 「全国高校野球選手権・2回戦、仙台育英10-0鳥取商」(11日、甲子園球場)

 “投手王国・仙台育英”のお披露目だ。5投手が140キロ超える直球を投げ込み、2安打完封リレー。エース左腕・古川翼投手(3年)が「一人一人がマウンドに立ったらエースだと思って投げるようにと話している」と胸を張る鉄壁投手陣で、3年ぶりの夏白星をたぐり寄せた。

 先発・高橋煌稀投手(2年)が流れを作った。自己最速タイとなる144キロの直球を主体に5回1安打5奪三振と快投。「自分の役割は果たせた」とエースにバトンを託した。

 後輩の力投に2番手・古川も奮起した。六回から登板して2回無安打3奪三振と完全投球。八回は3番手・仁田陽翔投手(2年)が自己最速を2キロ上回る147キロを計測し、3つのアウトを三振で奪った。九回は4番手の斎藤蓉投手(3年)が2/3回を2奪三振。最後は湯田統真投手(2年)が最速146キロを計測して試合を締めた。

 隙のない完璧な継投リレーに須江航監督(39)は「全員が万全の準備をすることができた」。頼もしい投手陣が次戦も相手打線をねじ伏せる。

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