富島 日高力投も甲子園初勝利ならず 浜田監督「監督の力がなかった」

 力投する富島・日高暖己(撮影・伊藤笙子)
 初戦敗退し、富島ナインは応援団からの声援を背にベンチに戻る(撮影・山口登)
 5回、一塁走者の富島・山口竣平は一・二塁間に挟まれタッチアウト(撮影・山口登)
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 「全国高校野球選手権・2回戦、下関国際5-0富島」(11日、甲子園球場)

 富島は2度目の出場で甲子園初勝利を狙ったが、ホームが遠く完封負けした。

 注目の好投手、日高暖己(3年)は初回に1点を失ったものの、その後は立ち直りの兆し。スピンの効いた140キロ台の直球をコーナーに投げ分けたが六回に四球後にヒットエンドランを仕掛けられ、打球が浜風に乗って左翼線に落ちる間に大きな1点を失った。その後も小刻みに追加点を奪われた。

 チームはわずか4安打。六回2死満塁の好機を逃した後は、チャンスらしいチャンスもなかった。

 浜田登監督は「選手の力を引き出せてやれなかった。送りバント、ヒットエンドランと仕掛けができなかった。監督の力がなかった。日高は打球が風に流される不運もあった」と話した。

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