ロッテ・佐々木朗 プロ初1イニング5安打でKO 雨の中160キロ超え一度もなし

 「楽天5-4ロッテ」(3日、楽天生命パーク宮城)

 大粒の雨の中、粘りながらゲームメークをしていたが、六回に突如崩れた。ロッテ・佐々木朗希投手(20)がプロワーストとなる1イニング5安打を浴びて途中降板。後半戦初登板は5回1/3を8安打、プロワーストタイの5失点。6月3日の巨人戦以来となる2敗目を喫した。

 右手中指のマメをつぶした7月1日以来の公式戦登板。「雨もあって難しかった。全体的に精度が良くなかったので打たれるべくして打たれた。悔しいです」と振り返った。

 悪条件にも踏ん張っていたが、四回無死一塁から雨脚が強くなり16分間の中断。再開後の投球練習では足を滑らすシーンもあった。それでも集中力を切らさず、五回は岡島、辰己を連続三振に仕留めるなど三者凡退に抑えた。

 しかし六回、球数が増えて制球が利かなくなったのか、1死二塁から西川にフォークを右前適時打。島内にも左前適時打を浴びて2者が生還し、逆転を許した。80球の球数制限が設けられた中で、勝利へつなぐ投球はできなかった。

 最速は158キロで、160キロ超えなしは今季14試合目で初。井口監督は「緩急を使いながら、抑えながら制球重視でいっていた」と一定の評価はした。「(マメは)大丈夫です。次回は長いイニングを投げて、しっかりリードを守りたい」と佐々木朗。この敗戦を糧に、次こそ勝ち星を挙げる。

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