ロッテ・佐々木朗希、7勝目ならず 雨中の粘投も、6回に島内に逆転打浴び自己最悪タイ5失点降板

 4回、雨のマウンドで躍動する佐々木朗(撮影・開出牧)
 4回、島内を左飛に打ち取りポーズを決める佐々木朗(撮影・開出牧)
 4回、浅村の二ゴロ併殺打にグラブを出す先発・佐々木朗(撮影・開出牧)
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 「楽天-ロッテ」(3日、楽天生命パーク宮城)

 オールスター明け初先発となったロッテの佐々木朗希投手は、6回途中86球8安打、自己ワーストタイの5失点で降板。7勝目はならなかった。

 佐々木は初回にいきなり西川に右安打を打たれると、2死二塁で4番島内に中前適時打を打たれて失点した。二、三回は三者凡退。3-1の四回無死一塁の場面で雨が強まり、19時17分から約15分間の中断に入ったが、再開。その後は無失点で切り抜けた。

 ただ、雨の中の投球で徐々にスタミナを奪われたか、六回に西川に適時打を浴び、1点差に迫られると、なおも連打で1死満塁のピンチを招き、再び島内に左前2点適時打を浴びて逆転を許した。この回、5本のヒットを浴びた佐々木朗。1イニング5被安打はプロ初だった。5失点は今年6月の巨人戦に並ぶプロ入り後ワーストタイとなった。

 佐々木はレギュラーシーズンは7月1日の楽天戦以来の登板。同戦で右手中指のマメをつぶし、実戦から遠ざかっていたが、27日のオールスター第2戦で先発。1回3安打1失点だった。

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