夏の甲子園 天理は山梨学院と初戦 生駒高の思いを胸に

 「全国高校野球選手権・組み合わせ抽選会」(3日、大阪市内)

 5年ぶり29度目の出場となる天理は、3日目第2試合で3年ぶり10度目出場の山梨学院と初戦を戦うことになった。

 天理はドラフト候補の戸井零士主将(3年)らを擁して奈良大会で優勝。決勝では、生駒打線を無得点に封じ、5年ぶり29度目の夏の甲子園出場を決めた。生駒は決勝を前に12人の選手の入れ替えを余儀なくされ、21-0というスコアとなった。天理ナインは、万全な状態で臨めなかった相手に配慮して、喜びを表に出さずに甲子園を決めていた。今春のセンバツでは、星稜に1回戦で4-5と惜敗している。

 抽選会では1~3回戦の組み合わせが決まった。大会は6日から17日間の予定で行われる。

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