横浜 劇的サヨナラ勝ちで聖地切符 村田監督男泣き「選手に感謝、正直苦しかった」

 守備を終えたナインを迎え、鼓舞する横浜・村田監督(右から2人目)(撮影・高石航平)
 優勝を果たし、スタンドの部員と一緒に記念撮影する村田監督(左端)ら横浜ナイン(撮影・高石航平)
 9回、萩のサヨナラ適時打で優勝を果たし歓喜する横浜ナイン(撮影・高石航平)
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 「高校野球神奈川大会・決勝、横浜1-0東海大相模」(27日、横浜スタジアム)

 横浜が劇的なサヨナラ勝ち。2年連続20度目の夏の甲子園を決めた。息の詰まる投手戦となり、両チーム無得点で迎えた最終回、2死二塁で、萩宗久外野手(2年)が試合を決める一打を放った。

 村田浩明監督(36)は「(東海大)相模さんがいるからこそ、横浜高校も成長できる。1-0という緊迫した試合をものにできるのは、選手に感謝しかない」と男泣きした。

 春に起こった部内での騒動にも触れ「正直苦しかった」と心境を吐露。その中で選手から「監督は一人だ。監督は間違っていない。監督についていく」と支えられて、今大会の結果につながったという。

 就任3年目でつかんだ2度目の聖地切符。「昨年は私も経験不足で、なかなかうまく野球ができなかった。今年は経験した2、3年生もいますし、自信を持って、神奈川代表として(東海大)相模さんの分も、しっかりと戦って挑戦していきたい」と力を込めた。

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