７月２６日からペイペイドームで開催される「マイナビオールスター２０２２」の前日イベントが２５日、福岡市内で行われ、ヤクルトの村上宗隆内野手が出席。対戦したい投手にパ・リーグの好投手二人を挙げた。

　この日はロッテ・佐々木朗と一緒に登壇。笑顔を浮かべながら、村上は初対談を行った。その終盤には、オールスターの楽しみなことを問われ、「僕は隣に佐々木君がいますけど、佐々木君と対戦したいなと思っていますし、もう１人オリックスの山本由伸投手と対戦したいなと」と話した。

　村上は「２人もすごい投手なので、僕もフルスイングで負けないように振りたいなと思います」と闘志。佐々木朗対策には「三振しないように、前に飛ばそうかなと思います」と笑顔を見せ、ＭＶＰにも「もちろん！！狙いたいと思います」と獲得宣言した。

　村上はファン投票、選手間投票のいずれでも選出され、３度目の球宴舞台。ホームランダービーにも選ばれ、第２戦試合前の２組目、準々決勝でロッテ・レアードとの対戦も決まった。「ホームランダービーはオールスターの中で一番緊張する瞬間なので、ファンのみなさんも温かく見守っていただければ幸いです」と笑った。

　また、三冠王へのこだわりについて問われると「狙える位置にいるっていうのは確かなんですけど、でも本当になかなか簡単に達成することができないタイトルなので」と控えめ。最もハードルがたかいのは「打率」と考えているというが「これから残り試合、厳しい試合が続くと思いますけど、その中で何とか目標にして取れるように頑張りたいと思います」と話した。