楽天・石井監督 先発・辛島に「苦しいピッチングになった」守備面での奮起促す
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「楽天3-7オリックス」(17日、楽天生命パーク宮城)
楽天は先発の辛島航投手が、今季最短五回途中でワーストの6失点(自責4)と試合を作れず。7月初の連勝とはならなかった。
安定した投球が持ち味の左腕が終始リズムをつかめなかった。初回、打撃妨害という不運な形で先制を許すと、2回までに4失点。
石井一久監督は「だいぶ苦しかったですね。要所要所でストライクを投げることができなくて苦しいピッチングになったと思います」と振り返った。
結局立ち直ることはできず、五回に無死満塁というピンチを招いた場面でマウンドを降りた。
辛島がこの日、4回0/3で与えた四死球は3つと多いとは言えないが、ボール先行の投球で92球を投じた。前回登板、9日の西武戦(楽天生命)でも5回94球を要していて、「前回から修正できていないかな」と指揮官も首をひねった。
「6点、7点取られると苦しくなるので、しっかりと守備からリズムを作ってやっていきたい」。投手を含めたディフェンス面に奮起を促した。