ロッテ・井口監督 再三好機逃した角中に「中堅、ベテランが最低限の仕事をしないと」

 8回、空振り三振に倒れうなだれながらベンチに戻る角中
 8回、戦況を見つめる井口監督
 8回終了時、選手交代を告げベンチに戻る井口監督
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 「西武2-1ロッテ」(14日、ベルーナドーム)

 2連敗で再び借金生活に逆戻りとなったロッテの井口資仁監督は中堅、ベテラン野手陣の奮起を求めた。

 得点力アップを求め、7月8日・オリックス戦以来のスタメンで起用した角中がブレーキ。四回2死二塁で遊直に倒れ、六回2死二、三塁では今井の直球に手が出ず、見逃し三振。八回は無死満塁から井上が三ゴロ併殺の後、2死二、三塁で打席へ。しかし水上の変化球にタイミングが合わず空振り三振を喫し、思わず天を仰いだ。

 巧みな打撃術で12、16年と首位打者に輝いたベテランがボールを捉え切れていない現状に、井口監督は「若手はいろいろと勉強しながらと思いますけど、中堅、ベテランが最低限の仕事をしないと点は入らないと思います」と復調を願った。

 16日からは本拠地ZOZOマリンで6連戦。「また、ホームに戻れるのでしっかりと切り替えてやっていきたい」と巻き返しを誓った。

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