西武・山川 V打&27号で猛打ショー 首位に1差!“鬼門”杜の都で6連勝

 「楽天3-6西武」(10日、楽天生命パーク宮城)

 試合後には恒例の花火大会が開かれた楽天生命パーク宮城で、一足早く西武の4番山川が豪快な“花火”を打ち上げた。五回無死二塁。早川の低め直球に体を沈み込ませながらすくい上げ、バックスクリーン左へ27号2ランだ。リードを4点に広げ勝負を決めた。

 「(中堅の)頭は越えたかな、と思った」と話す一打は、早川から今季4本目だ。初回には先制V打の左翼線二塁打も記録し、3安打3打点。チームの今季2度目の同一カード3連戦3連勝は、いずれも楽天戦だ。

 大阪、仙台と続いたビジター6連戦を5勝1敗と“快速運行”。5月には当時首位だった楽天と今季最大8・5ゲーム差をつけられていたが頂を視野に捉えた。首位ソフトバンクと1差に迫り、山川は「差は動く。目の前の試合を勝ち抜くだけ」と頼もしい。

 過去3年連続で負け越す“鬼門”でもあった杜(もり)の都で、優勝した2018年以来となる6連勝だ。辻監督は「まあ、先は長いよ」と悠然と話す。百戦錬磨の将は秋の歓喜だけを見据え、目前の戦いに全力を注ぐ。

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