西武・中村 NPB新記録1956三振

 「オリックス4-5西武」(6日、京セラドーム大阪)

 球史に残るスラッガーの偉大な歩みを証明する数字が刻まれた。西武・中村が通算三振の日本新記録となる1956三振に達した。七回2死二、三塁。黒木の外角低めのフォークにバットが空を切る。5日・オリックス戦で並んでいた球団OBでもある清原和博の歴代最多記録を更新した。

 本塁打と三振は表裏一体。若手時代には心が揺れることも多々あった。渡辺監督(現GM)就任1年目の08年。46本塁打で本塁打王に輝いた。だが、前年までは「打てなかったらどうしよう」と後ろ向きな気持ちもあったという。それでも前年まで2軍を率いていた渡辺監督の「三振しても、たまに本塁打を打ってくれたらいい」。この言葉に救われた。

 通算446本塁打、満塁弾は歴代最多22本。現役最多の本塁打王6度に輝くスラッガーだからこそ到達できた記録だ。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス