ヤクルト・高津監督 小沢先発の決断は「先週のジャイアンツ戦」経緯明かす

 高津監督(右)から祝福されるプロ入り初勝利を挙げた小沢(撮影・佐々木彰尚)
 高津監督(右)と握手をするプロ入り初勝利を挙げた小沢(撮影・佐々木彰尚)
 粘りの投球で5回3失点の小沢(撮影・佐々木彰尚)
3枚

 「ヤクルト11-4DeNA」(3日、神宮球場)

 首位独走中の高津ヤクルトが、2桁得点を奪う快勝。優勝マジックを「51」とし、小沢がうれしいプロ初勝利をつかんだ。

 試合後の高津監督の一問一答は以下。

 -先発・小沢。

 「7年目に自分で支配下のチャンスをつかんでここまで上り詰めてきたので。あとはこちらが彼の適材適所を見つけてあげて、どのポジションが一番マッチするか、一番いい働きができるのかというのを探してあげることが僕の仕事だと思っているので。今日は先発しましたけど、いろんなことで彼には試してみたいなと思います」

 -先発の適性は。

 「先週のジャイアンツ戦に投げた時に、ちょっといろんないきさつがあって今日の先発を決めて。岡本を2イニング目にショートゴロにとったときに、これはもう先発させようと思って、4イニング投げさせたんですけど。あそこで長岡がホームランを打っていなかったら、たぶん代打であのイニングで終わっていて、今週の先発はなかっただろうし、そう考えるといろんな運とかがあって、流れとかがあって、今日の先発になりました」

 -岡本を遊ゴロに打ち取った時に決めたとは。

 「もっと長いイニングを見たいと。リリーフだと1イニングとかね。投げてもね、打順の巡りで3イニングとかで終わってしまうので。果たして長いイニング、多い球数を投げられるのかどうか。今までファームでは1イニングとか、2イニングしかやってこなかったので。小沢自身もチャレンジ精神というか、そういう登板になったんじゃないかなと思いますね」

 -この1週間で支配下から初勝利。もっているのでは。

 「もっているかどうかはわからないけど、今日こうやって打線の援護があって、五回までバタバタしながら投げられたというのは打線にも感謝しないといけないし、それが持っているところにつながるかもしれないし。次は運でどうかはわからないけど、またどういう機会になるかわからないですけど、見たいですね」

 -試合後にかけた言葉。

 「もう本当に、僕自身もうれしいので。『おめでとう』と言いました。『また次2勝目目指して頑張れ』と伝えました」

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス