「練習試合、横浜隼人７－１明秀学園日立」（３日、横浜隼人グラウンド）

　横浜隼人が３日、神奈川県横浜市の同校グラウンドで今春センバツに出場した明秀学園日立と練習試合を行った。主将・前嶋藍捕手（３年）が出場し、５打数２安打２打点と活躍。守備では２年生投手に最小失点で抑えさせる好リードを見せた。

　自信を付ける一戦となった。１点リードで迎えた九回には、連打で３点を奪い点差を広げた。なおも２死二、三塁の好機では前嶋が打席へ。打球を左翼へ運び２点適時二塁打とし、だめ押しの２点を奪った。

　夏の大会を前に、今春センバツにも出場した強豪校に快勝し、「横浜隼人は甲子園常連校と練習試合をさせていただける。今日勝てたのはひとつの自信になった」と前嶋。ただ、強力打線を相手に１失点と好リードしたが、「捕手としてはまだつめの甘さがある。初回の１点は防げたのでそこをつきつめたい。ローゲームをものにできるかを重要視している」と慢心はない。

　甲子園出場をかけた神奈川大会では、１２日に川和－戸塚の勝者と初戦を迎える。「楽しむということがチームで統一できていて良い状態。自分ができることは何か考えながら、チームの結果を重視して神奈川の頂点に立ちたい」と力を込めた。