どうした由伸!?七回途中5失点降板「勝負所で粘り切れず悔しい」8試合ぶり一発献上

 6回、清宮(手前)に四球を与えた山本(撮影・中島達哉)
 6回、代打・上川畑に2点適時二塁打を打たれ、肩を落としながらベンチに戻る山本(撮影・中島達哉)
 7回、宇佐見(奥)にソロ本塁打を浴びた山本(撮影・中島達哉)
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 「日本ハム-オリックス」(2日、札幌ドーム)

 オリックスの山本由伸投手が5月3日のソフトバンク戦(ペイペイ)以来、自身8試合ぶりに本塁打を浴びた。

 0-3の七回。先頭の宇佐見に144キロ内角カットボールを右翼席に運ばれた。5月3日のソフトバンク戦で柳田に満塁本塁打を打たれて以来の一発献上。さらに、2死一塁からは野村に右中間を破られる適時二塁打を浴び、七回途中9安打5失点で降板となった。

 山本は初回に18イニングぶりの失点。六回には2死満塁から代打・上川畑に2点適時二塁打を許していた。

 山本は球団を通じ「立ち上がりから先制点を許してしまっていましたし、なんとか最少失点で粘り強く投げていきたかったんですが、ボール先行カウントからコースが甘く入ってしまうなど、勝負所で粘り切ることが出来ず、悔しいです」とコメントした。

 5月28日の中日戦から続いていたHQS(7回以上を3失点以内)もストップ。5失点は5月3日・ソフトバンク戦の7失点(自責6)に次ぐ、今季ワースト2位の失点数となった。

 6月18日の西武戦でノーヒットノーランを達成。同25日のロッテ戦では8回無失点と抜群の安定感を見せていた。自身の7月初戦は悔しい結果となった。

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