花咲徳栄・藤田 長打力が魅力の大型外野手 NPB入り熱望

 第104回全国高校野球選手権の地方大会がすでに始まっている。まだ全国の舞台でベールを脱いでいない逸材も多く、今秋ドラフト候補を、デイリースポーツ・アマ野球担当が投手・野手に分けて紹介。今回は野手を取り上げる。

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 花咲徳栄(埼玉)の藤田大清外野手は187センチの長身を生かした長打力が魅力。OBの広島・韮沢雄也や西武・西川愛也らが高校時代に座った“徳栄の3番”を引き継ぐ大型外野手だ。

 偉大な先輩を参考に、進化を図る。特に西武・西川の「フォームに癖がない、柔らかいバッティングにすごく憧れている」と藤田。自身も動画を撮るなどして毎日チェックし、理想のフォームを手に入れるべくバットを振り続けている。目標はプロ入りと明確だ。花咲徳栄への進学理由も「1番はプロ野球選手になりたい」からだ。

 「最近は甲子園出場が途絶えていて、またあの舞台に帰るという気持ちがある。1秒も無駄にできない」。夢をかなえるため、まずはチームを聖地へ導くことを誓う。

 ◆藤田 大清(ふじた・たいせい)2004年8月23日生まれ、17歳。長野県下條村出身。187センチ、82キロ。右投げ左打ち。外野手。生後すぐに東京都練馬区に引っ越し、小学4年から野球を始めた。関中学では中野シニアでプレー。花咲徳栄では2年秋からベンチ入り。50メートル走6秒2。

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