楽天・和田、3度のチャンスで凡退も石井監督は責めず「次に生かしてほしい」
「オリックス6-1楽天」(29日、ほっともっとフィールド神戸)
再三のチャンスで結果を出すことができなかった。楽天・和田恋外野手は、3度の得点圏で打席が回ってきたがいずれも凡退。ただ石井一久監督は「今日は全体的に恋(和田)とかそういうことじゃなくて一押しができなかった。そこは後手後手になってしまいましたね」と責めることはなかった。
和田は初回、2死満塁の好機で三ゴロに倒れ先制とはならず。三回には1死一、二塁から遊ゴロ併殺打。1点を追う五回は2死一、三塁で空振り三振に終わった。
そんな中、八回の4打席目に代打が送られた。「右ピッチャーが出てきて、もう一度チャンスメークしていく場面」と指揮官は交代の理由を明かし「懲罰的なことをするつもりはないし、その時その時の役割が大事になってくるんで、そういうとこで生かしてあげたい」と語った。
「できなかったら次に生かしてほしい」。指揮官は、失敗を糧に成長していく姿を期待している。