ミスター、奇跡へ巨人に猛ゲキ 首位と10差も大逆転再現期待
「巨人5-7DeNA」(23日、東京ドーム)
抵抗はしたが、白星をつかめなかった。巨人は打ち合いの末に敗れ、4カード連続負け越し。首位・ヤクルトとのゲーム差は「10」にまで広がった。
最後まで絶対に諦めるな-。生観戦した長嶋茂雄終身名誉監督は、巨人を鼓舞するような言葉を並べた。「まだシーズン半ばです。これから先、ひと山もふた山もあるでしょう」と“予言”した。
「過去にもメークドラマ、メークレジェンドを成し遂げてきました。これからの巨人軍の戦いに期待しています」とミスター。自身が指揮を執った96年には最大11・5ゲーム差からの大逆転Vで“メークドラマ”を達成。原監督の08年には、最大13ゲーム差をひっくり返して逆転Vという“メークレジェンド”を完成させた。奇跡の再現を信じ、猛ゲキを飛ばしたわけだ。
この夜は最大7点ビハインドから2点差まで迫り、「劣勢の中で明日につながるというところ」と原監督。24日からはツバメ軍団との3連戦。意地を見せつけるしかない。