高校野球群馬大会抽選会 夏6連覇目指す前橋育英 初戦は高崎東-渋川の勝者と対戦
第104回全国高等学校野球選手権群馬大会(7月9日開幕)の組み合わせ抽選会が16日、前橋市内で行われた。
今春群馬王者で第1シードの前橋育英は高崎東-渋川の勝者と初戦を戦う。組み合わせが決まり、主将の岡田啓吾内野手(3年)は「改めて大会が近づいてきているなと実感がわいた。春は優勝できたけど、チャレンジ精神を忘れずにやっていきたい」と表情を引き締めた。
チームはコロナ禍により中止となった20年の第102回大会を除いて5連覇中。「去年の3年生がつないでくれた5大会連続優勝をつなげるという思いで、一戦一戦かみしめて強くなって優勝したい」と意気込んだ。
また、選手宣誓は予備抽選で1番を引いた県太田の主将・小林風斗捕手(3年)に決定。「やりたい思いがあった。引いた瞬間驚きはあったけどうれしい気持ちが大きい。2年前の先輩も去年の先輩も満足に高校野球ができなかった中で、自分たちはすべてやりきれている。たくさんの方々の支えがあったので、感謝の部分を大切に宣誓したい」と力を込めた。