日本ハム・吉田輝星「これが甲子園か」阪神の大応援団に驚き 侍ポーズも封印

 1回、久々の聖地のマウンドへ向かう吉田(撮影・飯室逸平)
3回、大山(上)に3ランを浴びた吉田(撮影・吉澤敬太)
3回、佐藤輝に先制打を許し、悔しがる吉田(手前)=撮影・高部洋祐
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 「阪神8-3日本ハム」(5日、甲子園球場)

 日本ハムは吉田輝星投手が先発。18年夏に金足農のエースとして準優勝して以来となる甲子園のマウンドに立ったが、3回7安打4失点で、今季初黒星を喫した。

 二回までは走者を許しながら0点に抑えたが、三回、2死一、二塁から佐藤輝に先制適時打、さらに一、三塁からこのカード絶好調の大山に左越え3ランを浴びた。

 “金農旋風”で大フィーバーとなった高校時代。当時の甲子園との違いを問われ、「うーん。高校の時は状況的に僕らがホームみたいな雰囲気はありましたけど、ビジターチームとしてきてみると、阪神の応援がすごくてこれが甲子園かっていう感じだった」と驚きを交えて振り返った。相手への大応援もエネルギーに変えて二回までしのいだが、三回に捕まった。

 高校時代、甲子園でルーティンとしていた刀を抜く“侍ポーズ”は披露しなかった。マウンド上では笑みを浮かべて首を振っていたが、「さすがにやめとくかっていう感じでした。本当ぎりぎりまで考えてましたけど」と、明かした。

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