巨人・原監督「へっへっへ」強心臓の大勢に感嘆「今日なんてぎりぎりの場面でね」

 試合に勝利し、スタンドのファンに手を振る原監督(撮影・高石航平)
 力投する大勢(撮影・高石航平)
 9回、安田を三振に仕留めほえる大勢(撮影・高石航平)
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 「巨人2-1ロッテ」(4日、東京ドーム)

 巨人が逆転勝ちで3連勝。ドラフト1位の守護神・大勢が両リーグ最速で20セーブ目を挙げた。

 1点リードの九回、大勢は危なげなく無失点リリーフ。レアードを二ゴロ、岡を右飛、最後は安田を空振り三振に仕留めた。

 実力だけでなく、その強心臓ぶりには原監督も感嘆する。「今日なんてぎりぎりの場面でね。一発のある相手の4番バッターというところからスタートしましたけど、堂々と投げ切っているという感じはしますね」とうなずいた。

 今季24試合目の登板で救援失敗は1度だけ。最速154キロの直球とフォークのコンビネーションで、寄せつけなかった。

 抜群の安定感を問う質問に、指揮官は「へっへっへ」と満面の笑み。ただ、褒めるだけに終わらず「私もそれに異議なしと言いたいところではありますが、しかし、日々、あらたな成長というものをね、本人も強く思ってくれているし、我々もそういうつもりで送り出しているというところですね」と、先を見据えた。

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