育成の巨人!新星が2日連続のお立ち台 殊勲打の増田陸「オフ、育成になって悔しかった」
「巨人2-1ロッテ」(4日、東京ドーム)
巨人が終盤で逆転に成功し、3連勝とした。
新星が勝負強さを発揮した。1点ビハインドの七回に苦戦していた相手先発・佐藤奨を攻め立てた。1死一塁からポランコが右中間フェンス最上部に直撃する二塁打で二、三塁とし、高卒4年目・増田陸が同点の中前適時打を放った。
前日は佐々木朗から先制適時打を放つなど、活躍めざましい若武者は塁上でガッツポーズを繰り出し、感情を爆発させた。
増田陸は前日の初経験に続き、2日連続でお立ち台に登場。「最高です!」と声を張り上げた。殊勲打の場面を振り返り「チャンスなので、必死に食らいついていきました。より集中力を持って最後、打ちました」とうなずいた。
18年ドラフト2位で入団も、けがで育成契約も味わった。好調の要因を問われた21歳は「オフに育成になって悔しかった。なんとか自分の人生を変えたいと必死にやってきて、そのガムシャラにやっているのがいい結果につながっているので、これからも続けたい」と誓った。



