日本ハム・伊藤 打球直撃でスタンドどよめき ど根性続投、ピンチ切り抜ける
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「広島-日本ハム」(2日、マツダスタジアム)
日本ハム先発の伊藤大海投手が投球直後に右脚すね付近に打球が直撃するアクシデントがあった。その衝撃でマウンドで一回転して倒れ込む姿にスタンドからはどよめきが漏れた。
三回1死二塁、で打席には西川。カウント3-1からの5球目は強烈な投直。ダイレクトで直撃した。
伊藤は治療のため歩いてベンチに引き上げたが、数分後、拍手が送られる中、グラウンドに登場。3球投球練習をして、異常がないことを確認。続投した。
1死一、三塁のピンチとなったが、4番マクブルームを中飛に仕留め、タッチアップを狙った三走・野間を松本剛が好返球で差し、併殺で切り抜けた。
武田投手コーチは「初回から脱力したフォームで強い球を投げられている。両サイドをうまく使ったピッチングができていると思います。脚は痛いと思うけど、大海らしく強い気持ちを持って相手を押さえていってほしいです」とコメントした。